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ご来店ありがとうございます。




感覚過敏(HSC)の娘と、感覚過敏をお知らせするマークを作りました。



心を込めて作ったこのマークを、同じように必要として下さる方へお届けできるよう、また感覚過敏についての認識が少しずつでも広がることを願い、思いきって製品化致しました。





感覚過敏の人は、些細な刺激にも敏感に反応してしまいます。普通の人の感受性のアンテナが10本だとしたら、感覚過敏の人は1000〜1万本といわれています。その為、同じ刺激でも感覚過敏の人は圧倒されやすく、苦痛や疲れもひどく、苦手な場面も多いのが特徴です。





 感覚過敏を持つ人の多くは、心の感受性も強く、共感力も高いという気質を持ち、HSP(Highly Sensitive Person)(子どもの場合はHSC、Cはchildの略)と言われています。




感覚過敏やHSP、HSCについての理解も進んで来てはいますが、音や光を遮る為に、イヤーマフやサングラス、帽子をつけていると場合によっては不謹慎と非難されたり、ファッションと勘違いされる場面も少なくありません。





洗剤の香料や香水の匂いで、気分が悪くなる人もいます。
特に小学生は、教室での洗剤の匂いが苦しく、香料入りの洗剤で洗われた給食のエプロンを着ることは苦痛です。





今はマスクが必需品ですが、ゴムや縫い目、生地の感触などが苦痛で、マスクを着けることができない人もいます。





同じように洋服や下着、靴下に至るまで、素材や縫い目などが、針に刺されるように痛く感じる人もいます。





また、HSP、HSCは感受性が強く、人の気持ちにも敏感で、他人の感情に大きく動揺してしまうこともあるので、人数が多い所などは苦手です。





本人にとっては耐えられない刺激を避けているだけなのですが、神経質、気にしすぎ、臆病、わがまま、甘えている、親の育て方のせい、などと誤解されたり非難されることも少なくありません。





また学校などでは、みんなと同じように行動したり、みんなに合わせなければならない場面も多く、制服なども含め時には「同じ」であることを強制されます。





そのような中では、自分の感覚を殺し、気持ちに蓋をして、ひたすら我慢をして、自己否定しながら生きています。





まわりのみんなは平気なのに、自分だけが我慢できない、弱い人間だ、お母さんに迷惑をかけている、ダメな人間だ、などと感じてしまい、自己肯定感も低くなる傾向にあります。





感覚過敏やHSPには、このように外見からは判断がつかない為に生じる、二次的な困難や生きづらさも多々あります。





この現状を少しずつでも変えていくには、やはり当事者が、自ら発信していくことが必要不可欠だと感じました。





そこでHSCの娘の意見を聞きながら、デザイン的にもわかりやすく、気軽に付けることができるような感覚過敏マークを作りました。





このマークでステッカー、缶バッチ、キーホルダーを展開しています。





バッチやキーホルダーになることで、思い込みや考え過ぎなどではなく、真に存在する一概念として適切に認識され、学校などの公教育の場や、集団社会の中で理解を得られるだけでも、HSP、HSC、感覚過敏の人達の生きづらさは軽減されていくと思います。

偏見なく、その能力が発揮される環境があれば、新たな社会資源を生み出すことにも繋がるでしょう。




本当は、こんなマークが無くても良い社会になること、それが一番の目標です。





100人いたら100通りの、

1000人いたら1000通りの、

一億人いたら一億通りの、

生き方や人生、個性や特性がある。





みんな違って当たり前です。





一見、短所に見える部分は個性であり、長所にもなります。どちらから見るかで現実は大きく変わります。





違いを認め合えること、
全ての個性を肯定的に捉えられる成熟した世の中になることを願っています。






お守りのように手に取って頂ければ、幸いです。






必要な方のお手元に届きますように。









家族のハンドメイドも出品しています。
どうぞご覧下さいませ。


※送料には、梱包事務手数料を含みます。



※ただいまSTORES(ストアーズ)にてお得に販売中です。送料もお安くなっております。

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※ブログも書いています。良かったらのぞいてください。
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